読書の記録。

読んだ本の備忘録など。

希望荘/宮部みゆき

4つの短編集。

希望荘

 

前作で離婚しちゃった杉村さんのその後。

細々と、でも本当に、私立探偵になっちゃったのだ。

聖域、希望荘、砂男、二重身の4つ。

人間の機微が丁寧に書かれています。

面白かった。

ペテロの葬列/宮部みゆき

ペテロの葬列

 

ドラマは見ておりませんが。

読みました。

杉村三郎シリーズ第3弾。

今回は、バスジャック事件。

事件そのものは短時間で解決するんだけどその根っこは深くて、

悪徳商法にまでつながっていっちゃうんだけど。

こんな結末、思いもよらず。

杉村家が離婚しちゃうなんてね。

 

君たちの結婚も、私がそれを許したことも、今までの生活も、

失敗ではなかった。

成長し、これまでの枠が狭くなってきたから、

君たちは枠の中から出ていく。

杉村さんの義父談。

そうか、離婚は失敗ではなく成長なのか。

名もなき毒/宮部みゆき

名もなき毒 (文春文庫)

杉村三郎シリーズ第二弾。

連続無差別毒殺事件と杉村さんのアシスタント、原田いずみのトラブル。

この2つがどう関わっていくのか、

ドキドキしながら読みました。

 

人が住まう限り、そこには毒が入り込む。

なぜなら、我々人間が毒なのだから。

名もなき毒って何だろう。

人間の悪意?人間そのもの?

でもやっぱり、毒を清めるのも、

人間にしかできない。

 

探偵=この世の解毒剤?的な伏線らしきものを

残しながら、

ペテロの葬列、希望荘、へと

話は続く、のだ。

世界一清潔な空港の清掃人/新津春子

新津春子さんは、羽田空港ターミナルの清掃人。

中国残留孤児二世で、苦労も多かったと

思うけど、そんなことを感じさせない、明るくて

意志の強い人。

目標をもって、日々努力し、どんな仕事でも心を込めることが

プロフェッショナル、という新津さんの姿勢は職種を問わず

みんなに通じることだな、

私もこんな風に仕事をしなくちゃな、と思う。

世界一清潔な空港の清掃人

 

コロボックル絵物語/有川浩

昔夢中で読んだ懐かしい表紙。

コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)

佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』をもとに、

有川浩さんが新しくコロボックルのお話を書きました。

新しく、といってもこの本はほとんどが

『だれも知らない小さな国』からの引用で。

なんだかものすごく懐かしくなっちゃいました。

また読み返してみようかなあ。

コロボックル物語 文庫 全6巻 完結セット (講談社文庫)

人生を変える勇気/岸見一郎

読みました。

人生を変える勇気 - 踏み出せない時のアドラー心理学 (中公新書ラクレ)

自分のことが好きですか?

こう聞かれて、好きです。と即答できる人は少ないんじゃないか

と思うけど、

自分を好きになれない人は、実は自分を好きになってはいけない人、

なんだそうです。

アドラー哲学、かなり辛口です。

人生相談のようなQandA方式で書かれています。

すべての悩みは対人関係の悩みである、

そして、生きる喜びは人とのかかわりの中からしか

得ることはできない、とも言っています。

今の私は、自分のことが結構好きです。

いろいろ、改善すべき点もありますが、

改善する気がない点も含めて、

今結構幸せです。

将来の不安はありますが。

フランス人は10着しか服を持たない2

フランス人は10着しか服を持たない、に引き続き読みました。

フランス人は10着しか服を持たない2

シックというのは、その人の生き方や在り方。

結局、すべては心持ちしだい。

 

私も、今あるものを大切に、毎日をシックに暮らしたい。

心がけ次第でそうできるのだ、と気づかされました。

実行しよう。